【サラリーマンの確定申告・還付申告】Nラジ聞いて得する情報 2019年3月12日 解説・荻原博子さん スマホ・インターネットで確定申告

NHKラジオ第一で夕方放送中のNラジでお役立ちコーナー「聞いて得する情報」を文字に書き起こしました。

2019年3月12日の解説は経済ジャーナリストの荻原博子さん。スマホでの確定申告についてがテーマです。

そもそも確定申告は自営業者が前年の所得を必ず申告しなければならないもので、しなかった場合延滞金が発生するものです。

 

てん
てん

確定申告って大変そうだなって思ってた。

ぺがさす
ぺがさす

サラリーマンでよかったなって思ってたよね♬

てん
てん

はい。

 

 

 

サラリーマンは年末調整されているので基本的には確定申告はしなくてもよいので、無縁とおもわれがちです。

でも!

医療費や定年退職、住宅ローンなどがある方は払いすぎた税金が戻ってくるかもしれないのです。このようなサラリーマンがする確定申告のことを『還付申告』といいます。

 

還付申告は5年間はさかのぼって申告できます。
今年はもう間に合わないかも、とか3年前に医療費をたくさん支払った、そんな方もあきらめないでください。

今年からインターネット、スマホで申告できるようになりました。これらを上手に利用して払いすぎた税金を取り戻しましょう。

 

医療費控除はみんなまとめて

10万円を超えた医療費が、控除の対象となり申告者の税率にのっとって戻ってくるのです。

つまり10万円以上医療費を支払った場合に、こえた分が税率によっていくらか返って来るということです。

 

ポイント1:家族全員合算できる

一人暮らしだけど生計を共にしている学生や、祖父母でも仕送りをしていると生計をともにしているとみなされます。

みんなまとめて計算しましょう。

 

ポイント2:税率の高い人が申告する

税率の高い人が申告しましょう。返ってくる額も多くなります。

所得税率が10%なら4千円、20%だったら8千円です。

 


★ここで出てきた税率ですが、実際の所得金額ごとに設定されているものです。

「確認しなきゃ分からない…面倒だな」と思いますよね。

2つの手順で確認できますので、ここでついでにやってみましょう。

①手もとにある源泉徴収票をまず見てください。下の写真で赤く囲んである部分です。

『課税される所得金額』は 源泉徴収票では『給与所得控除後の金額』です。

②課税される所得金額(給与所得控除後の金額)を、下の速算表に当てはめて税率を確認してください。

国税庁のHPで速算表をみつけたので貼っておきます。詳しくはHPで確認ください。

所得税の速算表
課税される所得金額 税率 控除額
195万円以下 5% 0円
195万円を超え 330万円以下 10% 97,500円
330万円を超え 695万円以下 20% 427,500円
695万円を超え 900万円以下 23% 636,000円
900万円を超え 1,800万円以下 33% 1,536,000円
1,800万円を超え4,000万円以下 40% 2,796,000円
4,000万円超 45% 4,796,000円

(注) 例えば「課税される所得金額」が700万円の場合には、求める税額は次のようになります。
700万円×0.23-63万6千円=97万4千円

国税庁HPより引用

★からここまで、Nラジとは無関係でわたしの調査・追記です。


 

 

 

対象になる医療費はなにがあるの

  • 市販の薬、胃薬風邪薬も申告できる。
  • サプリメントはだめ(健康増進目的は不可)。
  • 人間ドック:健康だった結果の場合だめ。人間ドックに入って病気が見つかり治療開始となったら認められる。
  • おむつ:健康な赤ちゃんはだめ。高齢者などで6ヶ月以上寝たきりで医師の治療を受けている場合可能。
  • 歯科矯正:大人はだめ、審美矯正だから。 子どもは成長発達にかかわるので認められる。

 

セルフメッディケーション税制:もともと病院から処方されていた薬を市販薬に切り替えた場合に認められる制度です。医療費控除と併用は不可なので、税務署で訪ねてみてください。

 

震災被害にあった方ができる申告

  1. 災害減免法
  2. 雑損控除(ざっそんこうじょ)

という2つがあり、どちらかを利用できるそうです。税務署で詳しくきいてみてください。

 

インターネットとスマホでの申告

インターネットを利用:たとえば医療費控除は入力さえすれば印刷されるので、郵送での申告もできます。

マイナンバーカードと読み取り機が必要でしたが、今年からはいらなくなりました。これはとても良いことだと思います。

ただし税務署で、あらかじめIDとパスワードをもらってくる必要はあります。身分証明できるものを持って税務署へ行けば出してもらえます。

 

IDとパスワードがあれば、インターネットやスマホで確定申告ができる。

スマホからの申告はまだ制約があります。副業がない会社員・年末調整済み・会社で給与以外の収入がない人に限られています。

 

 

まとめ:戻ってくる税金は申告しよう

戻してもらえる税金はそのままにしておかないで申告しましょう。

申告方法などもほんとうにどんどん進化しています。難しいと思ったら、とりあえず従来どおり用紙に書いて税務署へ行ってみてください。職員さんが親切に教えてくれます。

 

何を隠そうわたしも、以前税務署でネット使用の方法をとても詳しく教えてもらったことがあります。いちいち確認してもらったりしたのに、最終的に非課税だったという事がありました。

申し訳ない気持ちになったのですが、職員さんは「今日やっておけば、また来年からも使えますから」と爽やかに言ってくれました。

 

そんな税務署での確定申告、今年は3月15日までです。でも還付申告は5年以内なら申告できるのでまとめておくといいですね。

払いすぎた税金は取り戻しましょう。

 

Nラジ「聞いて得する情報」リンクページ

http://www4.nhk.or.jp/nradi/26/

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